ガーデニングや家庭菜園で土に触れる機会がありますが、なぜか元気になりませんか?
週末に庭で植物の植えつけや手入れをする際、土に触れる機会があります。平日の仕事の疲れがあっても、休日になれば自然と植物に触れる、土に触る事をしてしまうのは、身体が求めているせいかもしれません。
土に触れる事でなぜ身体が元気になるのか、少し紐を解いていきたいと思います。
バクテリアとセロトニンの関係
土の中には多くのバクテリアが存在しています。ガーデニングや家庭菜園をしているうちに土の中に存在しているバクテリアを自然と吸い込み、そのバクテリアが脳に刺激を与えてセロトニンを分泌するという研究結果も出ています。
セロトニンが分泌されることによって、怒りや焦りなどのマイナスな感情を抑制し、精神を安定させる効果があります。精神が安定して幸福感を得やすくなることで、食べ過ぎの抑制効果も期待されると言われています。
また、睡眠ホルモンと呼ばれる「メラトニン」の材料になるセロトニンは、睡眠にも影響します。セロトニンが日中に活発に働くと、快眠を得られやすいとも言われています。
土いじりの効果
頭の中が整理できる
精神を安定させる事はもちろん、土を触ると夢中になり、無心にしてくれます。 そうすることで頭の中のモヤモヤ感が少なくなり、すっきりした感覚になります。
土いじりをしている最中に、新しいアイデアがひらめいたり、色々な情報が入り混じっている状況を整理してくれる効果も期待できます。
気分が落ち着く
セロトニンの分泌により、不安感や怒りや焦りを抑制してくれるために心地よい気持ちにさせてくれます。
先行きの不安が多い世の中で、心の安定が必要になる場面も多く出てきます。また、職場での人間関係や過度なストレスで怒りや焦りを覚えます。
土いじりはそういった場面でも、心地よい居心地を提供してくれるでしょう。
ダイエットにもなる
土いじりをすることで、上下左右の動きをします。日常ではあまりしない行動をする事によって身体を刺激し活性してくれます。
血の循環も良くなりますので身体の中の老廃物を体外へと排出してくれます。
セロトニンの分泌の効果で食欲も抑制してくれます。ストレスなどでどうしても過食気味になりますので、ダイエットにも期待できます。
最後に
ガーデニングや家庭菜園で土に触れる機会を取り入れて見ると、身体に良いことが多くあることがわかってきました。
土をいじるには決して庭や農園が必要な訳ではありません。プランターや植木鉢などでも十分土いじりができますので、是非土に触れる機会を作ってみてはどうでしょうか?
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