初心者として「モンステラ」を育てて気づいたことは、あまり手のかからない植物の印象を持っています。
耐陰性で日陰でも育ってくれ、室内でも簡単に育てられる多年草観葉植物。
そんな植物でも、うまく育てることができずに枯れるまでもいきませんでしたが、葉がしなり元気がない状態で何年も過ごしていました。
最近、鉢から根の状態を確認するため鉢替えをしたので、その時の状況から、育てやすい「モンステラ」が育たなかった原因を紹介します。
・育てた場所
・水やり
・肥料の頻度
モンステラを育てた環境
モンステラを育て結果は
8年近く育てた結果は「あまり根が張らず」「葉もしなり」「元気がない」状態で過ごさせてしまいました。
育てた場所
どのような場所で育てたの?
ずっと室内だよ。1ヶ月に1回は水やりも兼ねて外に出していたよ。
基本的には、室内で育てて窓越しに光を浴びてはいました。夏場は室温40℃に近い環境で育てており、蒸れで葉が垂れ下がるような状態になっていました。
水やりは
水やりはどのくらいの頻度でやっていたの
だいたい、1ヶ月に1回ぐらいの頻度だったかな?夏場でも土が乾いてからずっとそのまま放置していたよ。
ほとんど水はあげてなく、気が向くままに育てていました。
肥料の頻度は
肥料は定期的に施していたの?
ほとんど施していなかったよ。
肥料もほとんど施していなく、いわゆる「放置」状態でいました。
モンステラが育つ環境
モンステラの特徴
モンステラは熱帯アメリカ原産、つる性のサトイモ科モンステラ属の植物。
原産地では暗いジャングルの中で、大きな木に絡まって自生しています。
従って、野生のモンステラは日陰でも育つ力を持っています。
モンステラの葉はハート型のユニークな形をしており、葉に切れ込みを作りした場にも栄養を届ける環境を自ら作っています。
モンステラの基本情報
学名:Monstera deliciosa
和名:ホウライショウ
その他の名前:デンシンラン、ペッサム
科名 / 属名:サトイモ科 / ホウライショウ属(モンステラ属)
園芸分類 :観葉植物
形態 :多年草 原産地 熱帯アメリカ
草丈/樹高 :10~200cm 栽培難易度:(1~5)
耐寒性 :弱い 耐暑性 強い
特性・用途 :常緑性,日陰でも育つ,つる性,初心者でも育てやすい
モンステラの基本の育て方
日光について
耐陰性が強い植物です。室内の暗い場所でも育つことができます。
本当に暗い環境でも育つの?
耐陰性だからといって、暗い環境に長期間育てると、節間が広くなり株が軟弱になるので注意が必要だよ。
できるだけ日光にあてるようにすれば株も大きく育ちます。
水やりについて
基本的には、年間通じて土が乾いたらたっぷり水をあげるようにしましょう!
決して、水をあげないでも枯れないので放置していたら、根が育たなく、葉が垂れ下がるようになるので注意が必要です。
肥料について
春から秋の生育期に、緩効性化成肥料を2か月に1回施します。冬は基本的には休眠期になりますので、施すことはしないでもかまいません。
※暖かい室内に置いている場合は新芽が動くことがあるので、そのような株には肥料を施し続けてください。
モンステラにつく害虫
カイガラムシ
ハダニ
年間通じて発生した場合は、専門薬等で駆除していきましょう!
モンステラの冬の基本の管理方法
モンステラは夏には強いですが、冬に弱いのが特徴です。
また、耐寒温度は5℃なので、それ以下になる場所では室内に移動させる方が無難になります。
冬の期間は室内に移動させるのが無難ですね
日光について
基本、耐陰性なので室内の暗い場所でも可能です。が、
冬はカーテン越しの明るい場所に置くことで、葉のツヤや美しさを維持できます。
朝夜の寒暖差がある場合は、窓辺付近はモンステラが弱る可能性があるので、移動させることもしてみましょう。
水やりについて
基本的には乾燥気味に育ててください。目安としては土の表面が乾いてから1週間位を目途に水やりをしてください。
水のやりすぎは「根腐れ」の原因になります。
肥料について
冬は基本的には休眠期になりますので、施すことはしないでもかまいません。
最後に
モンステラは基本の育て方を実施していれば、非常に育てやすい観葉植物です。
どの植物にも共通することですが「放置」は植物がさみしくなり、元気もなくなります。
「共に生きる」事を基本として、1日1回は植物の様子を観察してみて、育ててみてはどうでしょうか。
観察日記
2024年7月
鉢を替えて、土の入れ替えをしました。まだ作業してから時間が経っていないので変化はありませんが、次回、剪定して根に養分が回るようにしていきたいと思います。
状況はまた次回。
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